毒男の怖い話

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14: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 22:43:09.26 ID:pJvOc2Lr0
俺はいわゆる人よりも「見える」方で、小さい時から霊をちょくちょく見てた。
中学卒業して、高校になる頃にはほとんど見えんくなって今ではさっぱりなんだけど。

そんな俺が経験した一番怖い体験を話します。
俺が中2ん時。
当時俺の親父は小さな建設会社の現場主任みたいなのをやってて、俺の家もその建設場にあるプレハブ小屋の2階になってた。(1階は事務室になってた。)

ある日。
学校が終わり家に帰った俺は外の階段を上り家のドアを開けた。
開けた瞬間何か嫌な感じはしたんだよな…。

「ただいまぁ」
しかし、返事は無い。
俺の家は玄関を上がると直線の廊下で、奥にトイレ。
左側が風呂場で右側に居間があるんだ。
靴を脱ぎ、居間に入る。と、入った瞬間急に体がダルくなった。
「なんだ、これ…」
金縛りとかは何回か経験した事があったんだけど、それとも何か違う。
なんつうか…急な眠気に襲われたっつう感じ。
俺はそのまま居間のカーペットの上に倒れ込むような形で倒れてしまった。

どんくらい眠ってたんかわからないが俺は目を覚ました。
居間のベランダのカーテンの隙間からは夕日の光が差し込んでた。
まだ体のダルさは取れない。
うつぶせのまま、体のダルさが取れるまでもう一眠りしよう。そう思った瞬間。

ズルッ…ズルッ…

廊下から何か音がする。
「何だ?」

ズルッ…ズルッ…

その音はトイレ…廊下の奥の方から入り口に向かって聞こえてきていた。
「これは母さんじゃねえなぁ…またかよ」
みたいな感じに思ってた気がする。
「早くどっか行ってくれ。」
って念じながらうつぶせのまま横になってた。




16: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 22:44:53.03 ID:pJvOc2Lr0
ズルッ…ズルッ…

と、音が居間の扉の前で止まってしまった。
「うわっ、ヤベぇ…」
そう思った瞬間、ガチャッ。ドアのノブをひねる音。
「マジかよ…入ってきちゃった」
体はダルかったが、それでも逃げなきゃって思い、我慢して上体を起こした。
が、その時。

ガクンッ!!

何かが俺にもたれかかってきた。ホントものスゴイ勢いで。
一瞬、女の顔が俺の顔の真横まで来て、後ろに戻った。髪は黒くて長かった。でも、顔はすぐ近くにある。

はぁ…はぁ…

息遣いが耳にあたる。
右側にはその女の腕が俺の肩に乗ってる間隔がある。
ちょうどおんぶしたような形。

はぁ…はぁ…

息遣いはなお続いている。
俺はどうしようかと考え、近くにあったソファまで這って行く事にした。
その女をおんぶしたまま。
体がダルイのと、怖さを我慢して俺はソファまで這って行った。
ソファにひじをかけて上体を起こし、やっとの事でソファに座る事が出来た。
が、それからすぐに眠ってしまったようで、起きると部屋の中は真っ暗になっていた。
体のダルさももう無い。
あれは何だったんか…。
リアルだったけど、夢だったんかなって思いながらソファを立ち、部屋の電気を着けた。

そこにはソファの方までひっぱられたカーペットがあった。

これが俺が体験した一番怖い話。




20: cat ◆TUKUMO3rAI (ワッチョイW ef4d-4ZQB) 2020/02/16(日) 22:48:44.23 ID:rkVl6+Vp0
>>16
|ω・` ) 体の上に乗られるのイヤー!
他人の体温生ぬるいのイヤー!




18: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 22:46:29.35 ID:pJvOc2Lr0
|A-) カーペットのくだりはよくわからんな




23: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 22:57:17.92 ID:pJvOc2Lr0
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。
祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。
それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。

その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれていた――ただ一ヵ所を除いて。
納戸にある押し入れの右下には絶対物を詰めないのだ。
理由を聞いても教えてくれなかった。

そんな祖母が5年前の夏、突然倒れてそのまま亡くなった。
私達家族と叔母夫婦で葬儀のため家を片付けていたとき、叔母が例の押し入れの右下に物を詰めてしまった。

その日の夜、私達家族だけが祖母の家に泊まった。
深夜、弟が部屋を出て行くのを感じた。
トイレだろうとまた眠ろうとすると弟が駆け戻ってきた。
「1階の廊下に変なのがいる」
「変なの?虫とか?」
「違う。でもどうせこういうのって違う人が見に行くといないんだよ」
弟のその言葉で幽霊の類いを見たのだと思った。

私は弟と一緒に部屋を出て階段に向かった。
弟が無言のまま私の腕を引いた。階段にいたのだ。髪の長い、着物を着たモノが。
階段を這い上がろうとしているらしい。
私の足が置いてあった台にあたってしまい、ガタッと音をたてた。
階段にいた女が顔を上げ、長い髪の間から私達の方を見た。
私は弟の手を掴んで部屋に走って戸を閉めた。
「さっきのが廊下にいたの?」
弟が頷く。私達は黙り込んでしばらく佇んでいた。
廊下を這っている衣擦れの音がする。
音は廊下を何度か往復し、やがて消えた。




24: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 22:58:06.14 ID:pJvOc2Lr0
私と弟は黙ったまま朝まで眠れなかった。
5時になってから私達は1階に降りた。
そして納戸の押し入れの戸が開いているのを見つけたのだ。
戸の内側には爪で引っ掻いたような痕が古いのから新しいのまであった。
やはり押し入れの右下には物を詰めてはいけなかったのか。
押し入れから物を出したことで私と弟は叱られたが、その理由を話す気にもなれなかった。
押し入れの上部には古い御札が貼ってあった。

式に来てくれた祖母の幼少期からの友人にそれとなく聞いてみると教えてくれた。
祖母がまだ10代の頃、病弱で伏していた姉が押し入れで謎の死をとげたというのだ。
なぜ祖母の姉が押し入れに入ったのかは知れない。
押し入れの戸を爪で引っ掻いたのは発作か何かで苦しかったからなのだろうか。
おそらくは、私と弟が見た女が祖母の姉なのだろう。
式に来てくれたお坊さんには供養をしてもらった。

今、祖母の家は近所の子ども達にオバケ屋敷と呼ばれているらしい。
苦しげな呻き声が聞こえることがあるというのだ。
祖母の家は近くに取り壊されることが決まっている。
あの押し入れももちろん壊されるわけだが…。




26: cat ◆TUKUMO3rAI (ワッチョイW ef4d-4ZQB) 2020/02/16(日) 23:01:11.64 ID:rkVl6+Vp0
>>24
|ω・` ) おおお、まだ子どもで近くにあったら行っちゃうかも…
興味そそられる…




29: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 23:02:53.70 ID:pJvOc2Lr0
>>26
|A-) 押入れ壊されたからなあ…
    よその押し入れに行ったかな?w




30: 毒男 ◆B.DOLL/gBI (ワッチョイ 373a-rpaj) 2020/02/16(日) 23:03:12.44 ID:pJvOc2Lr0
俺はマンションの7階に住んでるんだけど、1階からエレベーターに乗り7階を押したのに、7階を通り過ぎて8階まで行きやがる
なんだよ誰もいないのに8階まで行くなよなーとか思ってた
7階からエレベーターを呼んでも8階に行ってから7階に戻ってくる
もちろん誰かが呼んだでもなく、誰かが降りた様子も無い
そんな事がよくあったのだ
もちろんその時はエレベーターの故障だと思ってた

でも、今年の秋
8階の部屋でおばあさんが亡くなってるのが発見された
1人で暮らしてたみたいで遺体が1ヶ月以上も発見されなかったらしい

それ以来、エレベーターが8階に行くことは無くなった


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