【ガルパン】優花里「台風ですか!?」

ゴールデンタイムズ


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1 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 04:23:21.99 ID:+1GK1Sfh0
9月某日…台風の日。

優花里「ちょっと倉庫の様子を見てきます!」

みほ「大変!!優花里さんが行方不明になっちゃった!」

華「生徒会にも職員室にも電話が繋がりません!」

麻子「携帯もここに置きっ放しらしい」

沙織「どうするの!?外すっごい雨と風だよ!?」

みほ「探しに行こう!!このままじゃ優花里さんがっ…」

麻子「西住さんまで行方不明になるぞ」

沙織「そうだよみぽりん!危ないって!」

華「気持ちは分かりますが今はダメです!」

みほ「こうして優花里さんのいない日常が始まったのでした…」






2 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 04:41:50.30 ID:+1GK1Sfh0
翌日のこと。

沙織「私と華は学校の方を見に行くね!」

みほ「私と麻子さんは少し離れた道沿いを見に行くよ!」

華「まだ雨も降っていますし昨日の今日であぜ道などはとても不安定です。くれぐれも無理な行動は慎んで捜索しましょう!」

麻子「私たちまで行方不明になったら元も子もないからな」

みほ「うん」

みほ「それじゃあ皆さん、優花里さんの捜索に…」

4人「「「「パンツァーフォー!!!!」」」」

みほ「優花里さーーーん!!!」

沙織「ゆかりーーーん!!どこーー!!」





3 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 05:08:17.75 ID:+1GK1Sfh0
みほ「…!!見て麻子さん!!」

麻子「!ああ、こんなになってたなんて…!」

みほ「川の水が増水してる!!」ドドドド

麻子「昨日西住さんの家に避難してて良かった…もしかしたら氾濫してウチに浸水していたかも…」ドドドド

みほ「……ハッ。優花里さんまさか…!!」

みほ「川を辿ってみましょう!!」

麻子「ああっ」





4 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 05:25:01.49 ID:+1GK1Sfh0
沙織「昨日ゆかりん倉庫の様子見てくるって言ってたよね」

華「ええ、間違いありません」

沙織「だったら戦車倉庫で隠れてるかも…!」

華「今日は休校ですが、誰か先生がいらっしゃるかもしれません。まずは校舎に行きましょう」

沙織「うん、ゆかりんのことも聞き込みしてみよう!」





5 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 05:28:51.02 ID:+1GK1Sfh0
みほ「はぁっはぁっ」

麻子「ふぅ…ふぅ…」

麻子(…西住さんの足が速い…。これじゃあ見つけ出す前にバテるぞ…)

みほ「優花里さーーーーん!!」

麻子「はぁっはぁっ。西住さん、川沿いにそれらしい人影がないかよく見てから先に進んだ方が良い」

みほ「ま、麻子さん!人影って…へ、変なこと言わないで…!きっと優花里さん大丈夫だよ……」

麻子「……」

みほ「う、ううんそうだよね。ちゃんと探さないと……」

麻子「落ち着いて探すんだ。秋山さんもきっと助けを待ってるだろう」

みほ「……そうだね…」





6 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 05:33:49.28 ID:+1GK1Sfh0
沙織「鍵あったよ!!」

華「これで倉庫に入れますね!」

沙織「うん!」

華「あ…でも……」

沙織「?どうしたの?」

華「あぁ、いえ…」

華(戦車倉庫の鍵が校舎にあるということは優花里さんは倉庫には来ていない…?)

華(いいえ、一通りチェックし終えて帰路に着いたのかも……)

華(ですがあの優花里さんに限ってそんなことするでしょうか……。優花里さんならきっと台風が通り過ぎるまで倉庫で戦車と共に夜を明かすのでは…)

華「校舎にはどなたかいらっしゃいましたか?」

沙織「ううん、こんな日に学校に来るのなんて私たちくらいだよ…。この鍵も廊下の開いてる窓から無理やり侵入して取ってきたんだから」

華「優花里さんのようですね」

沙織「ゆかりんもこうやって鍵取ったのかなぁ…」





7 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 05:43:24.99 ID:+1GK1Sfh0
鍵「カチャリ」

沙織「優花里ーー!!迎えに来たよーーー!!!」キィイイ

華「優花里さーーーん。美味しいご飯ですよーーー」

沙織「そんなんで出てくる?」

華「私なら喜んで出てきますが…」

沙織「華だけだよ…こんな時にご飯で出てくるの…」

沙織「優花里ーーー!!ゆかり〜〜〜ん!!!」

華「優花里さーーーん!!秋山優花里さーーん!!!」

沙織「……」

華「……」

沙織「返事ないね…」

華「ですね…」

沙織「戦車一個一個見てみよ!!疲れて寝ちゃってるのかも!!」

華「はい!!」





8 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 07:44:27.62 ID:+1GK1Sfh0
みほ「結局学校までの小さな川や、空き地にはいなかった…」

麻子「ふぅ…ふぅ…。公園に避難している、ということも無さそうだったな…」

みほ「これで一通り学校までに通りそうなところは見て回ったし……」

みほ「…いったいどこにいるの…優花里さん……」

サァァァァァァアア…

麻子(小雨が…)

みほ「……」グッ

麻子「?」

みほ「私、ちょっと山の方見てきます」

麻子「え?」

麻子「何言ってるんだ。危ないぞ。一度沙織たちと合流して状況を確認するべきだ」

みほ「でも…」

麻子「それに山は学校とは方角が違うし秋山さんに行く理由がないだろ」

みほ「……」





9 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 07:50:38.01 ID:+1GK1Sfh0
みほ「でもやっぱり、気になるの!」

みほ「もしかしたら隠れ家があって避難してるかもしれない…そのまま遭難して…一人で凍えて…助けを待ってるかもしれない!」

みほ「私もう見捨てるのは……!」

麻子「西住さん…」

みほ「麻子さんは沙織さんたちと合流して、学校で待ってて!私一人で行ってくるから!!」

麻子「!?待て!ダメだ行っちゃ!!何が起こるか…!西住さん!!」

みほ「っ!!」ダッ!

麻子「西住さん!!ダメだ!!秋山さんの二の舞になるぞ!!」ダッ!!

みほ「優花里さん待ってて…!今行くから!!」

麻子「冷静になれ西住さん…っ!!」





10 ◆o3qhmpCK4I :2019/08/14(水) 07:56:50.57 ID:+1GK1Sfh0
麻子「待つんだ!!」ダッ

みほ(優花里さん!!)タタタタ

麻子「秋山さんなら山に近寄るのが危険なことくらい分かるはずだろ!!はぁっはぁっ!」ダッダッダッ

みほ「でも優花里さんスパイでもなんでも出来るから、行動範囲も広いはず!!」タタタタ

麻子「はぁはぁ!」

麻子(早すぎて追いつけない!!)

麻子「ムチャクチャだ…!!西住さん!!!待て!!一人で行くな!!!」

麻子「自分が死ぬことになるぞ!!!」

麻子「西住さーーーん!!!」

みほ「―――」ダッダッダッダ

麻子「はぁっはぁっ……、はぁっはぁっ……」

麻子「………ふぅっ…!………ふぅっ…!」

麻子「……」はぁっはぁっ…

麻子「くそっ!!」バシャッ!!



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